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氏名、連絡先、学校名、所属名(学部・学科・専攻)、ゼミ名、サークル名、取得資格名などは素直に書き込めばよい。問題は、文章でまとめなければならない場合だ。
どのような内容であろうとも、文章を書く際に最も注意しなければならないのは「論理展開」だ。例えば「学生時代に一番力を入れたこと」というテーマの場合、「力を入れることになったきっかけ」、「どのように力を入れていったか」、「力を入れた結果」、「そこからどんなことを感じたか」という展開である。
ただし、ここでもう1つ注意したいことがある。上記の例でアルバイトについて書く場合、「パソコンを買うためにガソリンスタンドでアルバイトを始めた」、「接客に心掛けた」、「アルバイト仲間が増えた」、「パソコンを買えてうれしい」という文章では一貫性がない。「接客に心掛け」た結果「お客さんから喜ばれ」て「接客の楽しさを感じた」とまとめれば、相手に理解してもらえる文章となる。

前記で「学生時代にアルバイトに一番力を入れた」という文章を例示したが、さらに相手に興味を持ってもらえるような結論にまとめたい。「接客の楽しさを感じた」のあとは、「だから接客に自信を持ち、それを仕事に生かしていきたい」という形で締めくくる。そうすれば、「接客には自信を持っている」「人(客)と接するコミュニケーション能力がある」と評価されるに違いないだろう。
なお、このように相手が関心を持つようにまとめることが、文章を書く上でコツとなる。これは、「自己分析」で自分史を作成したときに、「どのような経験があり、そこからどのように感じたか」をきちんと整理すれば、書くテーマが上がってくるはずだ。先の例では「人と接するコミュニケーション」だが、ほかにも「グループをまとめるリーダーシップ」「最後までやり遂げる責任感」「アイデアを出す提案力」などさまざまなものがある。こうして、読む人に「会いたい」と思わせるような文章にまとめたい。

読む人に「会いたい」と思わせることばかりを意識して、表現を誇張したり内容がウソになったりしてはだめ。というのも、履歴書・エントリーシートを提出したあとに面接まで進むと、そこでは、履歴書・エントリーシートに書いた内容をもとに質問を受けることになるからだ。
書いてある内容に興味を持てば当然、さらに詳しく話を聞いてみたくなるもの。そのとき、質問に対する受け答えと文章の内容に食い違いがあれば、信頼を失ってしまうはず。ただでさえ、面接でそのような状況になれば、面接を受ける側は答えることに苦労するだろう。そのうえ、疑いの目で見られれば、さらに厳しい質問を浴びせられることにもなりかねない。最悪の場合、その場で内定への道が絶たれてしまうのだ。
このような事態を避けるためにも、表現の誇張やウソを書かないのはもちろんのこと、どのような質問を受けても答えられるようなテーマを、あらかじめ選択しておくべきだろう。
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