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試験は、企業が独自に作成した筆記試験と、リクルート社が開
発したマークシート方式のSPIと呼ばれる適性検査に大きく分けられる。この結果をもとに、企業は大勢の応募者を絞り込む。企業側としてはあくまで応募者の人物像を重要視しているので、働く上で最低限の知識、常識を持ち併せているかをチェックするのが狙いだ。
SPIは企業全体の6割ほどが実施していると言われ、能力検査と性格検査の2つで構成される。難易度は高校受験程度だが、設問数が多く、受験者の直感による回答の中に能力の高さや適性を見る。事前に問題集で練習をしておけば、時間配分などが分かり、リラックスして試験に臨めるはずだ。
企業独自の試験は、一般常識、時事問題、小論文・作文などが主なもの。一般常識は、国語、数学、理科、社会、英語といった中学・高校程度の基本問題が出題される。時事問題は社会的ニュースや用語といった社会人として常識的な内容。普段から新聞を読むようにしていればそれほど難しいものではないだろう。

しかし、就職活動を迎えて始めて「時事問題」を意識した人の中には、焦りを感じることが多いはず。その場合には問題集などの活用をお勧めしたい。ただし、丸暗記だけはしないように要注意。ニュースの背景やその影響などにまで理解を深めておけば、論述形式の問題で自分の意見を求めれても十分に対応できるからだ。また、業界ごとに傾向があるので、その業界の専門分野に関する知識は重点的に身につけるのも得策だ。
最後に、小論文・作文には万全な対策を立てておきたい。というのも、読む相手=採用担当者に文章で伝える場合、自分の意見を論理的に分かりやすくすることが肝心。そこで苦戦するケースが意外と多いのだ。友人同士で互いに添削し合うなど、日ごろから訓練しておくことが大事だろう。なおこれは、エントリーシートを記入する際にも同じことが言える。
書くことに対する意識は、就職活動はもちろん、例えば報告書といったビジネス上で文書を作成する機会など、社会に出てからも役立つだろう。
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