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 接は一度では終わらず、何度も回数を重ねて行う企業がほとんどだ。人事担当者から始まって最終の役員まで、数段階のステップを踏み、その種類は実にさまざま。形式としては、まず、学生1人を面接する個人面接、次に、複数で行う集団面接、そして複数の学生同士で討論を行うグループディスカッション、また、異なる主張を持たせたグループに分け、意見を戦わせるディベートなどもある。必ずしも、面接官と学生が対話するだけが面接ではない。

 個人面接の意図は学生1人ひとりとじっくり話すことで、企業に対する考え方を明らかにしたり、本人の自己分析、将来への展望などを引き出すことにある。事前に自分を見つめ直す時間を十分に取っておかないと、面接中に言葉が詰まり、自分の気持ちを伝えることができなくなる恐れがある。

 集団面接では個性や協調性などが審査される。確かなコミュニケーション能力を持った上で、自分らしさをアピールできるエピソードや表現を用いて、いかに自分を強く面接官に印象付けらるか、それがカギを握っている。

 グループディスカッションやディベートでは一般的に、面接官が口を挟むことは少ない。このように討論や意見を戦わせる機会は、仕事の場では頻繁にあるため、そういう視点から各学生をじっくり観察する。そして、主体性やコミュニケーション能力、リーダーシップなどを測るのだ。

 どのような形式であろうとも、面接の間は気を抜いている暇などないのが当然。あいさつ、言葉遣い、話しぶり、そして服装に至るまで、一挙手一投足に面接官は目を光らせている。しかも、終了後に緊張が解けて、ホッと気が緩んだところに見せる”本性(?)“をも見抜こうとする。極端に言うと、面接の受付から最後に会場を後にするまで、すべてが試験なのである。

 そこで注意点をいくつか例に挙げると、「遅刻をしない」「あいさつをする」「相手の目を見て話すようにする」など。当たり前のことのように思えるが、就職活動は社会へ踏み出す第一歩。これらのことは社会人になる上での最低条件であり、
何が欠けても内定を得ることはできない。普段から常識ある生活を送るように、心がけておきたいものだ。

 学生にとっては普段、滅多に体験することのない面接。しかも、就職活動の最大の関門であることを考えれば、つい緊張し、不安を感じることだろう。しかし、企業が面接を通してチェックしようしているのは、学生の魅力と、自社への志望意欲の2点に集約されている。事前にしっかりとした自己分析と企業研究を行った上で、企業を選んだのであれば、自信を持って自分の熱意を面接官に伝えさえすれば良い。




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